レビュー
浮気妻と本妻が“共犯者”になる、珍しい構図の成人映画
- 夫の不倫相手と友情で結ばれる人妻・友恵の物語
- 浮気・背徳・むちゃ振り展開が好きな人に刺さる
- 70分・530円のお手頃価格、大蔵映画の成人映画
「嫉妬するはず」が崩れる、友恵と花子の不思議な距離感
男性経験の少ない人妻・友恵(愛葉るび)。ある日、夫のカメラに映るセクシーポーズを見つけてしまう。相手は、ガールズバーで働く花子(幾田まち)。
夫と不倫中の女だ。普通なら怒りが湧く場面。
ところが友恵は、花子に会いに行って連絡先を交換してしまう。
ここがこの作品の一番不思議で、一番怖いところ。
嫉妬ではなく、好奇心と憧れのような感情。
その“ずれ”が、後の背徳を一気に深める仕掛けになっている。個人的に、この導入の温度感は大蔵映画らしい独特の妙味だと思う。
友恵が堕ちていく3つの転がり方
発端は“浮気の証拠”ではなく、憧れの発見
夫のカメラに映っていたのは、浮気の決定的瞬間ではなく花子のセクシーポーズ。友恵はそこから二人のセックスを想像してしまう。怒りではなく想像。この出発点が、物語全体の質を決めている。
境界線を消すのは、花子の知り合い・潤の登場
友恵は花子から、出張ホストをしている潤という男を紹介される。妻と不倫相手が“共犯関係”のように繋がり、第三の男が境界線を越えていく。均衡が崩れるのがここ。
潤の“むちゃ振り”が、友恵の立場を塗り替える
潤は友恵に、客の女性とのセックスに立ち会えと言う。見るだけのはずが、どこまで踏み込むのか。その先の展開は、ぜひサンプル動画で確かめてほしい。
正直、人を選ぶところはここ
この作品の尖りどころは、「本妻と浮気相手が敵対しない」という設定。NTRもの特有の嫉妬や修羅場を期待すると、拍子抜けするかもしれない。
むしろ「女同士が不思議な距離で溶け合っていく」空気感を楽しむ作品。ドラマ性よりも空気と身体の生々しさで魅せるタイプなので、そこは好みが分かれる。個人的には惜しいと感じる部分でもある。
この背徳感にゾクッとする人、引いてしまう人
刺さる人。
- 人妻ものの背徳感を、嫉妬劇なしで味わいたい人
- 幾田まち・愛葉るび・広瀬結香の3人を押さえておきたい人
- 530円で気軽に成人映画を試したい人
刺さらない人。
- 修羅場や激しい嫉妬のドラマを求める人
- 映像のクオリティに厳しい基準を持つ人
友恵が連絡先を交換するあの瞬間。
そこからすべてが始まる。
公開 2026.10.30








































